映画にコメントを寄せて下さったノンフィクションライターの渡辺一史さんが新刊「なぜ人と人は支え合うのか」
(ちくまプリマー新書)を出版されました。その第5章は書名ともなっている「なぜ人と人は支え合うのか」。
映画に登場された海老原宏美さんのことについてお書きになっています。
いまの時代に、ぜひ読んで頂きたい本です。
以下、「はじめに」から引用
障害者について考えることは、じつは健常者について考えることであり、
同時に自分自身について考えることでもあります。(中略)
そして、障害のある人たちが生きやすい社会をつくっていくことは、
結局のところ誰のトクになるのか、という素朴な視点で、
福祉という発想を根本から問い直してみたいと思っています。